安価な人事評価システムでも失敗しない!選び方と落とし穴

人事評価システムの導入にあたり、予算の関係などから、安価なシステムを選びたい企業も多いのではないでしょうか?とくに、中小企業やスタートアップ企業の場合、その傾向は顕著だといえます。

しかし安い人事評価システムを選ぶ場合に、機能やサービス面で不安に思うこともあるかもしれません。実際のところ、安価で利用できる「良質な人事評価システム」も多く存在します。重要なのは、自社の規模や課題に合ったシステムを選ぶことです。また、安価な人事評価システムのなかから、良質なシステムを選ぶことも大切です。

そこで本記事では、コストパフォーマンスに優れた安価な人事評価システムの選び方と、失敗しないためのポイントについて解説します。

「安価な人事評価システム」=「質が低い」ではない

安価な人事評価システムについて、安いので「質が低い」と思う人もいるかもしれません。安く提供できる背景にはさまざま理由があるため、一概に「安価な人事評価システム=質が低い」とは言い切れないでしょう。反対に、「高価な人事評価システム=質が高い」とも言い切れません。

人事評価システムを「手頃な価格帯で提供できる背景」の1つに、機能を厳選して搭載している点が挙げられます。機能を選りすぐっている分、安く提供することが可能です。また、中小企業やスタートアップ企業にとっては、厳選された標準機能だけでも、問題なく活用できるケースは多いでしょう。 人事評価システム選びで重要なのは、価格だけで判断せず、自社の課題やニーズに合ったシステムを選ぶことです。

ここからは、手頃な人事評価システムを選ぶメリットや、失敗しない人事評価システムの選び方など、押さえておくとよいポイントについて解説していきます。

安価な人事評価システムを選ぶメリット

人事評価システムを選ぶ際、「コスト」は重要な判断材料になるでしょう。また安価なシステムは単に「安い」だけではなく、ほかにも魅力があります。ここでは、安価な人事評価システムを選ぶメリットについて解説します。主な内容は、以下の通りです。

導入コスト・運用コストを抑えられる 

手頃な価格帯の人事評価システムは、導入にかかる初期費用や、月額利用料などが抑えられている傾向にあります。とくに月額費用などのランニングコストは、継続的に発生する費用であることから、企業の収支に影響を与える可能性があります。企業担当者にとって、気になる部分の1つでしょう。導入時の初期費用はもちろんのこと、月額費用がリーズナブルな人事評価システムを選ぶことで、長期的にかかる経費の負担を削減できます。

またコストを抑えて人事評価システムを導入できれば、抑えられた分の資金を、人材育成や業務改善といった「経営課題に投資」することも可能です。とくに中小企業やスタートアップ企業など、予算が限られがちな企業にとって、安く導入できる人事評価システムは検討に値するでしょう。

手軽に導入できる 

安価な人事評価システムは、自社でサーバーを用意する必要がある「オンプレミス型」ではなく、サーバーが不要な「クラウド型」も多く見受けられます。オンプレミスは、サーバーを用意するほか、システムの構築やメンテナンスも自力で行う必要があります。また、専門的な知識も要するため、システムに詳しい担当者の配置も必須です。

一方のクラウド型システムは、自社でサーバーを用意する必要がないことから、システム周りの構築やメンテナンスなどの煩雑な作業が必要ありません。サーバーや構築が不要な背景から、初期コストを抑えられますし、ITに詳しい担当者の配置も不要です。評価担当者の手間も、最小限に抑えられるでしょう。安価な人事評価システムは、自社で用意するものが少なく、保守やメンテナンスも気にせずに済むため、手軽に導入しやすいことが特徴です。

また、クラウド型のシステムは、ベンダー側で複雑な設定を行ってくれます。契約したらすぐに利用できることも、ポイントです。

シンプルな機能で使いやすい

安価な人事評価システムは、高価で多機能なシステムと比べると、使える機能が厳選されている傾向にあります。必要な機能だけを搭載することから、使える機能もシンプルです。多機能で高価な人事評価システムは、大企業や複雑な処理が必要な企業には適するかもしれません。しかし、中小企業などでは、搭載されている機能が不要になるケースも多いでしょう。不要な機能が配置されていることで、混乱を招く可能性もあります。また、機能を持て余してしまう場合、それに伴う追加コストが無駄になるリスクも考えられます。

さらにシンプルな人事評価システムは、操作も直感的に行えるため、従業員のITスキルに左右されることなく利用できます。複雑な設定や操作手順を覚える必要もなく、スムーズな運用につながるでしょう。

スモールスタートに最適

従業員数が数十名以上の企業では、人事評価システムをいきなり全社で導入することが、リスクになるケースも見受けられます。なぜなら、従業員が混乱し、一時的に業務効率が下がるリスクがあるためです。

また評価上の問題点を発見しても、一気に全社規模で実施すると、すぐにはシステムに反映できないこともあるでしょう。改善できないまま全社での使用が続くと、評価者や被評価者から、反発や不満などの声も出てくるかもしれません。

とくに、これまで評価制度を構築したことがない企業にとって、いきなり本格的なシステムを全社で展開するのは負担が大きいでしょう。評価制度のスタートと、システム化を同時に開始するため、ダブルでの混乱が生じる可能性があるからです。

一方で、管理職層や特定部門からスモールスタートとして始めれば、導入コストを抑えながら効果を検証できるでしょう。

評価制度構築の経験がなくても大丈夫!シーグリーンなら手厚い導入支援あり

「人事評価システムを導入したいけれど、自社には人事評価制度そのものが存在しない」や「そもそも評価制度の作り方がわからない」といったお悩みをお持ちの人もいるでしょう。その場合、人事評価システム導入の話をすすめる前に、人事評価のルールを制定する必要があります。シーグリーンの人事評価システム「ヒョーカクラウド」なら、人事評価システムの構築経験がない会社でも安心して導入できます。なぜなら、評価制度の構築から丁寧にサポートするからです。そのため、人事評価の構築とシステム化を同時にすすめることができます。

営業担当者のほかに、カスタマー担当者も配置されていることから、「初めて人事評価システムを導入する企業」や「人事評価制度に不安を抱える人」でも安心して利用できるでしょう。

たとえば、初期導入時には、専任の担当者が貴社の現状をヒアリングします。そのうえで、既存の組織文化や経営課題に合わせた評価制度の骨組みづくりを設計します。また、「目標設定」「評価基準の明確化」「フィードバックの仕組みづくり」など、ゼロからでも無理なくすすめられるよう、伴走型のサポートも特徴です。導入後も、定期的な制度の見直しなど、継続的なサポート体制を整えています。

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安価な人事評価システムを選ぶデメリット

安価な人事評価システムには、複数のメリットがあるとわかりました。一方で、安価な人事評価システムには、特有のデメリットや注意点も存在します。リーズナブルな人事評価システムの導入を検討する場合には、デメリットや注意点も納得したうえで、対応策も考えながら導入することが大切です。安価な人事評価システムを選ぶデメリットは、以下の通りです。

機能が限定される場合がある 

手頃な値段で利用できる「安価な人事評価システム」は、企業規模やニーズに合わせて、必要な機能を厳選しているケースが多いでしょう。そのため、初期段階では「スキルマップ」「MBO評価」「360度評価」「1on1ミーティング」など、重要な機能のみを搭載している傾向にあります。とはいえ、重要な機能のみで事足りるケースも多いでしょう。また安価な人事評価システムのなかには、企業の成長に合わせて「段階的に機能を拡張できる」よう、設計されているシステムも見受けられます。

安価な人事評価システムを導入する場合には、自社の評価制度に必要な機能が搭載されているかを確認することが大切です。加えて、将来的な事業拡大や評価制度の変更があった際に、柔軟に対応できるシステムを選ぶとよいでしょう。

サポート体制が不十分な可能性がある 

安価な人事評価システムを提供する場合、サポート体制は、各ベンダーによって差があります。ベンダーのなかには、人員不足や専門知識の限定によって、十分なサポートを提供するのが難しいケースも見受けられます。サポート体制が手薄な場合、「トラブルが発生した際に評価業務が滞る」「従業員から不満の声があがる」といった可能性があるでしょう。

一方で、システムの効率化や適切な人材育成を実現し、リーズナブルな価格でありながら、充実したサポートを提供しているベンダーも存在します。導入を検討する際には、サポート体制までチェックして選ぶことが重要です。サポート体制をチェックする際には、担当者の雰囲気・受け答えの内容・スピード感・専門性があるかも、確認しましょう。

カスタマイズ性に乏しい場合がある

安価な人事評価システムは、コストの関係で、カスタマイズ機能が限定されることがあります。場合によっては、企業独自の評価制度や、組織文化に適合しないこともあるでしょう。

また、特定の部門や職種に応じて評価基準を反映させたい場合、システムの柔軟性が低いと、正確な人材評価ができないこともあります。その場合、「企業の成長」や「組織変更」があっても、柔軟に対応できないかもしれません。

導入を検討する際には、自社の評価制度との親和性をチェックしたうえで、将来的な拡張性も考慮することが重要です。安価な人事評価システムを展開する企業のなかには、コストを考慮しつつ、一定のカスタマイズ性を維持するケースも見受けられます。

企業規模によっては不向きな場合がある 

安価な人事評価システムは、中小企業やスタートアップ企業など、予算が限られた企業に適する傾向にあります。初期投資やランニングコストを抑えつつ、効率的な人事評価を実現できるからです。安価とはいえ、評価に必要な基本機能を一通りそろえているため、これだけで十分対応できる企業も多いでしょう。

一方で「従業員数が多い大企業」や「複雑な評価制度を必要とする中小企業」では、安価な人事評価システムではカバーしきれないことがあります。なぜなら、「多様な評価軸」「部門別の細分化」「複雑な評価ロジック」「詳細な分析機能」など、より高度で柔軟な機能が必要な傾向にあるからです。手頃な値段の人事評価システムを検討する場合には、企業規模や自社のニーズを把握し、整合性を見極める必要があります。

安価な人事評価システムで効果を出す方法

安価な人事評価システムも、適切に活用すれば、組織の成長につなげることが可能です。安価な人事評価システムを活用する際に、抑えるとよいポイントは以下の通りです。

初期設計に注力する

安価な人事評価システムは、機能が厳選されている傾向にあります。限られた機能で運用するため、システムの初期設計を綿密に行うことで、適切な評価を実施しやすくなります。

初期設定では、まず評価基準の設計がポイントです。企業の価値観や目標に合わせて、適切な評価基準を設計します。また、売上や受注率といった数値だけでなく、仕事に取り組む姿勢や日々の努力も反映できるとよいでしょう。

さらに、会社の成長や変化を見越した「柔軟な設計」を心がけることも大切です。たとえば、固定的な評価項目だけでなく、部門や役割に応じた調整可能な項目を設けるなども有効です。

~例~

  • 固定的な評価項目:業務遂行能力、コミュニケーション力、会社への貢献度
  • 調整可能な項目:営業部門の新規顧客獲得数、管理職のチームマネジメント能力

直感的に操作できるシステムを選ぶ

安価な人事評価システムのなかには、マニュアルを読まないと、使用方法がわからないものも存在します。手順書がないと操作できないような人事評価システムは、初期設定に手間がかかり、担当者の負担を増やす原因にもなるでしょう。また操作方法が難しいシステムを導入すると、従業員から「操作方法に関する質問」が多く寄せられる可能性があります。そのたびに、担当者は業務を中断することになるため、負担が増えてしまうでしょう。

人事評価システムを導入する際には、「画面がシンプル」「わかりやすいアイコン」など、多くの従業員が迷わず操作できるようなデザインを選ぶことが大切です。ITリテラシーが高くない従業員も、直感的に使えるシステムを選ぶことで、担当者の負担を減らせます。

最小限のカスタマイズで、最大限の効果を意識する

安価な人事評価システムは、カスタマイズ機能が限られる傾向にあり、過剰な改修は現実的ではありません。(※一定のカスタマイズ幅を持たせたシステムは存在します。)そのため、標準機能を最大限に活用することがポイントです。

具体的には、システムの基本設計に合わせて、企業の評価制度や運用方法を調整していく方法がおすすめです。たとえば、標準的な評価項目に対して、社内での評価基準や重み付けを工夫していきます。

(例:システムの「5段階評価」を「貢献度」「専門性」「チームワーク」などの観点で重み付けし、独自の評価方法を設計する)

また機能を最大限に活用するため、管理者や人事担当者が事前に機能を理解し、評価担当者に説明できる状態にすることも大切です。

ベンダーのサポートを積極的に活用する

社内の担当者が、人事評価システムのことを理解していても、「自社では解決できない技術的な課題」や「専門知識が必要な設定」などで、行き詰まることもあるでしょう。自社の担当者だけでは対応できない局面では、ベンダーのサポート体制が重要な役割を果たします。導入する時だけではなく、運用中も適切にサポートしてくれるベンダーを選べば、心強いでしょう。

そのため、人事評価システムを選ぶ場合には、サポート体制が充実したシステムを選ぶことが大切です。とくに安価な人事評価システムでは、人件費や教育費の削減などから、サポート体制が手薄なケースも見受けられます。リーズナブルでありながら、サポート体制が充実したベンダーも存在するため、適切に見極めていきましょう。

スモールステップで開始し、段階的なレベルアップを目指す

人事評価システムを導入する際には、高価・安価といった値段に関わらず、スモールステップでの開始をおすすめします。人事部や管理職だけなど、限定された組織から始めることで、システム導入による混乱を最小限に抑えられるからです。また小規模な組織で試すことで、改善点の特定や対応について、スムーズに行いやすいでしょう。

初期段階では、基本的な評価項目のみに焦点をあて、運用しながら徐々に拡張していきます。段階的にすすめるアプローチによって、従業員の心理的抵抗を軽減することが可能です。

一部の組織で試行し、その組織内での運用が安定したら、ほかの部署や役職でも段階的に展開するとよいでしょう。 その後、適切な段階を経て、全社導入へとシフトチェンジします。

【チェックリスト付き】安価な人事評価システムの選び方

安価な人事評価システムを導入する際に、コスト意識は欠かせません。とはいえ、意識したいのは、コストだけではないでしょう。安価な人事評価システムを選ぶ場合には、以下の内容も押さえることが大切です。

各項目ごとに「具体的なチェック項目」も掲載しているので、自社のシステム選びで、ぜひ活用してみてください。

自社の課題・ニーズを明確にする

人事評価システムを導入する際には、自社の課題を把握する必要があります。(例:従業員のモチベーション低下を感じている、評価結果の可視化ができていない)人事評価システムを選ぶ場合には、課題解決につながるシステムを選ぶ必要があるからです。

また人事評価システムの導入にあたっては、システム利用の前提条件として、予算の確保と、対象となる従業員数も把握しましょう。課題・ニーズを明確にする際には、以下の内容をチェックすることが大切です。

【チェックリスト】

☐現行の人事評価制度における、具体的な課題を3〜5個挙げる

☐ 新しい人事評価システムを導入することで、実現したい目的を洗い出す 

☐ 課題解決に必要な機能について、優先順位をつけて整理する 

☐ 初期費用・ランニング費用ともに、予算の上限額を決める

☐利用する想定ユーザー数を把握する

機能・価格・使いやすさを比較する

人事評価システムを導入すると長く使用するため、機能・価格・使いやすさについて、バランスを考えることが重要です。「自社にとって最適な機能」「多くの社員にとって使いやすい」「無理のない価格」などを踏まえ、最適なシステムを選ぶとよいでしょう。

機能・価格・使いやすさを比較する際には、以下の内容をチェックすることが大切です。

【チェックリスト】

☐3〜5社の人事評価システムの情報を集める 

☐気になる人事評価システムに搭載された「基本機能」と、自社に必要な機能を比較する

☐初期費用・月額費用・オプション費用をチェックする 

☐無料トライアルを利用し、実体験を評価する(※無料トライアルを実施している場合)

☐無料トライアルを活用した社員の本音を集める

サポート体制をチェックする

システムを導入した後に、「操作についての疑問」や「トラブル発生など」で、運営元のサポートが必要になることもあるでしょう。そのため、ベンダーのサポート状況は、忘れずに確認しておきたいポイントです。またサポート方法が、2種類以上存在すると安心です。

各社のサポート体制を比較する際には、以下の内容をチェックしましょう。

【チェックリスト】

☐サポート方法(電話・メール・チャット)の種類をチェックする

☐営業担当ではなく、専任のサポート担当者が用意されている

☐FAQやヘルプドキュメントの充実度を確認する 

☐導入支援や運用サポートの有無・対応範囲を確認する

☐サポート対応の料金有無をチェックする(無償が望ましい)

提供会社の信頼性を確認する

人事評価システムは、個人情報や機密情報を扱う特性上、信頼できるシステムを選ぶ必要があります。万が一、システムから情報漏洩などが発生すると、従業員の信頼喪失は避けられないでしょう。評価結果が漏れると、従業員間の人間関係が悪化する可能性があり、場合によっては訴訟といった事態にもなりかねません。

そのため、提供会社の情報を確認することが大切です。提供会社の信頼性を比較する際には、以下の内容をチェックするとよいでしょう。

【チェックリスト】

☐会社の設立年数・資本金・従業員数を調査する 

☐類似業種での導入実績数を確認する 

☐顧客の評価や口コミを確認する

☐プライバシーマークやISO27001などの取得状況をチェックする

料金体系を細部までチェックする

安価な人事評価システムを考える場合、価格だけにとらわれがちです。しかし安さで選んでも、追加費用が必須なケースや、使いにくくて従業員から不満があがるケースも見受けられます。

コストを抑えてシステムを導入しても、「結果的にコストがかかる」「不満が生じる」といった結果になれば、本末転倒です。そのため、複数の側面から総合的に評価する必要があります。料金体系を細部まで比較する際には、以下の内容をチェックしましょう。

【チェックリスト】

☐初期費用・月額費用だけでなく、オプション費用も確認する 

☐契約期間と自動更新の有無を確認する

☐使いやすさやサポート体制も踏まえ、費用対効果をトータル評価する

☐相場との差をチェックする(※安価すぎる場合、注意が必要)

安価な人事評価システムを選ぶ際に、陥りがちな落とし穴

予算に合った手頃な人事評価システムを導入したものの、思うような結果が得られないケースも見受けられます。「このようなハズではなかった」といった状況を避けるためにも、あらかじめ失敗パターンを知っておくことは大切です。ここでは、安価な人事評価システムを選ぶ際に「陥りがちな内容」について紹介します。

料金だけで選んでしまう

「どのシステムを選んでも同じだろう」や「できるだけ予算を抑えたい」といった理由から、とにかく一番安いシステムを選ぶケースも見受けられます。目先の安さだけに着目すると、自社で本当に必要とする機能やサービス内容を見失いがちです。その場合、「導入後に追加費用が発生する」「業務効率が損なわれる」などの事態にもなりかねません。本当に必要な機能やサービスが含まれているかを確認せずに契約すると、結果として高くつくケースも見受けられます。

失敗を防ぐためには、表面上の価格だけでなく、「自社のニーズとの合致度」「サポート体制の充実度」「使いやすさ」なども確認することが大切です。自社にとって、費用対効果の高いシステムを選ぶとよいでしょう。

無料トライアルを活用していない

料金・機能・サポート体制など、すべてが魅力的にうつっても、実際に使ってみるとイメージと違うケースもよく見受けられます。予想と違った場合、人事評価システム導入によって叶えたい目的を「達成できない」事態にもなりかねません。たとえば、操作が難しければ、評価担当者から不満が出るでしょう。

そのため、契約前に「無料トライアル」を活用し、カタログやデモンストレーションだけではわからない部分もしっかりとチェックすることが大切です。実際の使用感や操作性、自社との相性など、さまざまな側面から評価しましょう。

また無料トライアルを活用する際には、経営者や人事部のメンバーだけでなく、管理職・一般社員などにも試してもらうことをおすすめします。実際に使用した声も参考にし、候補のシステムを絞っていくとよいでしょう。

自社に合ったシステム規模ではない

人事評価システムを選ぶ際には、企業規模や組織構造に適したシステムを選ぶことが重要です。たとえば、中小企業向けのシステムを大企業が導入すると、機能が不足して正しく評価できない可能性があります。一方で、大規模システムを中小規模企業が導入すると、機能を持て余して無駄が生じる可能性があるでしょう。そのため、導入前に「現在の組織規模に合ったシステムか」を見極めることが大切です。

安価な人事評価システムを活用する際にも、自社が「厳選された機能のみで、問題なく評価できるか」を確認する必要があります。また、従業員の増加などから、会社の規模が拡大することもあるでしょう。将来的な変化も踏まえ、一定のカスタマイズが可能なシステムを選ぶと安心です。

導入目的が曖昧なまま導入する

明確な目的意識を持たず、単に「安い人事評価システムを選ぶ」という理由だけでシステムを導入すると危険です。導入目的が曖昧だと、評価を行う意味が見失われ、単なる形式的な作業になる可能性があります。すると、人材育成や業務改善にもつながらなくなります。また、評価が単なる作業になってしまうと、人事評価システムが「形骸化したツール」になる恐れもあるでしょう。

安い人事評価システムを選ぶ場合には、コストも意識しつつ、自社の導入目的に合ったシステムを選ぶことが大切です。導入目的を明確にするには、まずは経営層や人事部門で、評価システムに期待する成果を議論することが重要です。

(例:優秀な人材を育成したい、公正な評価を実現したい、組織の生産性をアップさせたい)

コスパに優れた人事評価システムなら「ヒョーカクラウド」がおすすめ

安価な人事評価システムを導入する場合には、値段だけでなく、コストパフォーマンスも意識することが大切です。コストパフォーマンスに優れており、導入しやすい価格帯で提供する人事評価システムをお探しなら、人事評価システム「ヒョーカクラウド」がおすすめです。「ヒョーカクラウド」には、以下のような特徴があります。

中小企業に最適!本当に必要な機能を厳選

「ヒョーカクラウド」は、中小企業向けに開発された人事評価システムです。実績も豊富で、500の事業所での導入実績があります。サポートする業界も、IT・飲食・医療・介護・製造など、さまざまです。(※導入実績は、こちらからも確認できます。)

またヒョーカクラウドでは、中小企業でも導入しやすいよう、機能を厳選しています。具体的には以下のような機能があり、本当に必要な機能に絞っていることが特徴です。

  • MBO・コンピテンシー評価
  • 360度評価
  • スキルマップ
  • 1on1ミーティング管理
  • アンケート機能

さらに、「エクセル出力」「権限管理」「リマインドメール機能」など、現場の細かなニーズにも応えられる機能も搭載されています。そのため、ヒョーカクラウドの標準機能だけで、問題なく評価業務を実施できる企業も多いでしょう。また、本当に必要な機能だけに絞って厳選しているため、コスト面でも無駄がありません。

直観的な操作が可能で使いやすい

「ヒョーカクラウド」は、シンプルで直感的な操作が可能な人事評価システムです。たとえばマイページを見るだけで、自分がやるべき作業がわかる設計になっています。「自分の評価シート」「他者の評価シート」など、アイコンもわかりやすい仕様なので、操作に迷うことも少ないでしょう。入力フォームもシンプルで、必要最小限の項目のみで構成されていることから、複雑な操作も必要としません。ITスキルに自信がない従業員でも、すぐに使いこなせるため、浸透するスピードも速いでしょう。

直観的に操作できるため、従業員の学習コストも最小限に抑えることが可能です。システム担当者が操作をレクチャーする場面も減るため、業務負担を軽減できるでしょう。また使いやすいシステムは、現場での抵抗感が少なく、スムーズな運用も期待できます。

低コストで導入できる

人事評価システムを導入する企業にとって、月額料金といったランニングコストは、気になる部分だといえるでしょう。「ヒョーカクラウド」なら、1ユーザーあたり月額100円から利用することが可能です。また5名規模から利用できるため、小規模なチームでも気軽に始められます。

さらに、従業員数に応じて月額料金が変動する柔軟な料金体系となっており、予算が限られている企業にも最適です。

条件が合致すれば、IT補助金の支給対象になるため、さらに低コストで導入できる可能性があります。IT補助金も検討する際には、最新の補助金情報を確認し、申請要件を確認することが大切です。詳細や疑問について、ヒョーカクラウドの運営元である「株式会社シーグリーン」に確認することも可能です。IT補助金のことも気になる場合には、こちらから「資料ダウンロード」や「問い合わせ」ができます。

充実のサポート体制で安心

安価な人事評価システムを提供するなかで、サポート体制が充実するベンダーはそれほど多くありません。「ヒョーカクラウド」は、リーズナブルかつ、サポート体制が充実していることが特徴です。営業担当者とは別に、カスタマーサポート担当者を配置しています。

「操作に関する困りごと」や「トラブル」などが発生した場合にも、その都度サポートするので安心です。ITスキルに不安がある担当者や、人事評価の専門知識が乏しい企業でも、安心して利用できるでしょう。

人事評価システムで組織を活性化させよう

安価な人事評価システムであっても、適切に評価できるツールは存在します。料金だけにとらわれず、自社の目的を達成できるコストパフォーマンスに優れたシステムを選ぶことが大切です。そのために、自社の課題を把握し、課題解決につながるものを選びましょう。また無料トライアルを積極的に活用し、実際の使用感を確認することも重要です。

人事評価システム「ヒョーカクラウド」は、低コストで利用できるのはもとより、シンプルで厳選した機能で直観的に使えることが特徴です。サポート体制も充実しているため、初めて人事評価システムを導入する場合や、システム操作に不安がある場合でも、安心して利用できます。

資料ダウンロードも可能なので、ぜひお気軽にチェックしてみてください。

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