【2026年版】無料の人事評価システムを比較|完全無料・無料プラン・無料トライアルの違い

無料の人事評価システムと無料プラン・無料トライアルの違いを解説するイメージ

「無料の人事評価システムを導入したいけれど、本当に費用をかけずに使い続けられるのか」「無料トライアルと無料プランは何が違うのか」と迷っていませんか。

人事評価システムの「無料」には、期間を定めずに使えるもの、人数や機能を限定した無料プラン、一定期間だけ操作を試せる無料トライアルがあります。初期費用が0円でも月額費用が発生するサービスもあるため、「無料」という表示だけで判断するのは禁物です。

この記事では、無料で利用できる条件を同じ基準で比較し、費用を抑えて人事評価をシステム化したい中小企業向けに選び方を解説します。

この記事の結論

  • 継続して無料で運用したい場合は、無料期間だけでなく人数・機能・データ保存の条件まで確認する
  • 無料トライアルは操作性の確認には適しているが、原則として継続運用を目的とした無料プランではない
  • 通知や未提出者への催促まで自動化したい企業は、有料機能を含めて検討する
  • Excelから初めて移行する企業は、必要な機能を絞り、実際の評価業務で試すと判断しやすい

無料の人事評価システムを無料条件で比較

まず確認したいのは、無料で使える「期間」と「範囲」です。ここでは無料条件の違いが分かるように整理し、無料利用の継続性・無料期間・試しやすさをもとに総合評価を付けています。

各社の情報は2026年9月7日時点の公式サイトをもとにしています。利用条件は変更される可能性があるため、申込前に必ず各社の最新情報をご確認ください。

無料の人事評価システム4選 比較表

※ 表は左右にスクロールできます

Quick人事評価 HRBrain 人事評価 SmartHR 人事評価 One人事
[タレントマネジメント]
総合評価 ★★★★★ ★★★☆☆ ★★★★☆ ★★★★☆
無料の種類 継続無料 無料デモ 無料トライアル 無料トライアル
無料期間 期間制限なし 7日間 15日間 30日間
人数条件 人数制限なし 申込時に確認 利用人数に関係なく利用可能 申込時に確認
主な内容
  • 評価シートの作成・管理
  • MBO評価・コンピテンシー評価
  • 評価項目の重みづけ
  • 進捗確認
  • CSV出力
  • 評価テンプレート
  • 評価シート設定
  • ワークフロー
  • 1on1・キャリア面談
  • 催促・集計・出力
  • 評価シートの作成
  • 配布・回収・集計
  • 進捗管理
  • 従業員情報の活用
  • 人事評価
  • 目標管理
  • 人材データベース
  • スキル管理
継続利用 無料範囲で継続可能 期間終了後は契約の検討が必要 人事評価の継続利用は有料プランを確認 期間終了後は有料契約を確認
公式サイト 公式サイトへ ↗ 公式サイトへ ↗ 公式サイトへ ↗ 公式サイトへ ↗

※ 総合評価は、製品全体の優劣ではなく、本記事で比較している無料利用の継続性・無料期間・試しやすさをもとにした編集上の目安です。利用条件は変更される可能性があるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。

継続無料と無料トライアルは目的が異なります。費用をかけずに実際の評価を運用したいのか、有料システムの操作性を契約前に確認したいのかを先に決めると、候補を絞りやすくなります。

「無料」の人事評価システムは3種類ある

人事評価システムの継続無料・無料プラン・無料トライアルの違い

1.期間を定めずに利用できる継続無料タイプ

初期費用と月額費用がかからず、利用期間を定めていないタイプです。ただし、すべての機能が無料とは限りません。基本的な評価業務は無料でも、通知、未提出者への自動催促、個別サポートなどが有料になる場合があります。

継続利用を前提に選ぶときは、次の条件を確認しましょう。

  • 利用できる人数
  • 評価回数や評価期間の上限
  • 過去データの保存期間
  • CSVなどによるデータ出力
  • 有料になる機能と料金

2.人数や機能に制限がある無料プラン

利用人数や機能を限定し、月額0円で提供するタイプです。少人数の企業や一部の部署で試す場合には使いやすい一方、従業員の増加や必要機能の追加によって有料プランへの変更が必要になることがあります。

なお、サービス全体に0円プランがあっても、人事評価機能が無料とは限りません。SmartHRには従業員30名以下の企業向け「¥0プラン」がありますが、公式FAQでは、人事評価を含むタレントマネジメント機能は¥0プランの対象外と案内されています。人事評価を継続利用する場合は、有料プランの条件を確認する必要があります。

3.一定期間だけ利用できる無料トライアル

有料システムを7日間、15日間、30日間などの期間限定で試せるタイプです。実際の画面を操作し、自社の評価制度に合わせられるかを確かめる目的に向いています。

無料トライアルを使う場合は、次の点を申込前に確認してください。

  • 試せる機能に制限があるか
  • 登録できる従業員数に上限があるか
  • 期間終了後に自動契約へ移行するか
  • 登録したデータがいつまで保存されるか
  • 正式契約した場合にデータを引き継げるか

無料で利用できる人事評価システム4つの条件

ここからは、各システムの無料条件と向いている使い方を紹介します。機能の多さではなく、「継続利用」と「導入前のお試し」のどちらを目的とするかで比較してください。

Quick人事評価|人数・期間の制限なく無料で運用できる

Quick人事評価は、株式会社シーグリーンが提供する中小企業向けの人事評価システムです。本記事を運営する株式会社シーグリーンの自社サービスであることを明記したうえで、無料範囲と有料範囲を分けて紹介します。

項目 内容
初期費用0円
月額費用0円
利用期間制限なし
利用人数制限なし
評価方法MBO評価、コンピテンシー評価
主な無料機能評価シートの作成・管理、評価入力、評価結果の記録、評価項目の重みづけ、進捗確認、CSV出力
無料サポートFAQ、操作マニュアル
有料になる主な機能通知、締切管理、未提出者の把握・催促、個別サポートなど

人数を気にせず、まずExcelや紙による評価管理をシステムへ移したい企業に適しています。一方、評価開始の案内や締切前のリマインド、未提出者への催促まで自動化したい場合は、有料機能も含めて検討します。

初期費用・月額費用0円のQuick人事評価を確認する

HRBrain 人事評価|全機能を7日間試せる無料デモ

HRBrain 人事評価は、評価テンプレート、評価シートの設定、ワークフロー、1on1・キャリア面談、催促メール、データの集計・出力などを備えた人事評価システムです。

公式サイトでは、全機能を7日間試せる無料デモを案内しています。継続無料のプランではなく、導入前に操作感や自社の評価制度との相性を確認するための無料期間です。

  • 無料期間:7日間
  • 無料範囲:人事評価の全機能
  • 向いている使い方:短期間で主要機能を確認したい企業
  • 確認事項:利用人数、データ保持、正式契約後の引き継ぎ条件

出典:HRBrain 人事評価 無料デモ

SmartHR 人事評価|15日間の無料トライアル

SmartHRの人事評価機能では、評価シートの作成・配布・回収・集計、進捗管理などを一つのシステムで行えます。労務管理で蓄積した従業員情報を、人事評価や人材配置などに活用できる点が特徴です。

公式サイトでは、利用人数に関係なく15日間の無料トライアルを案内しています。ただし、従業員30名以下向けの「¥0プラン」では、人事評価を含むタレントマネジメント機能は利用できません。人事評価を無料で継続利用できるという意味ではないため、混同しないようにしましょう。

  • 無料期間:15日間
  • 人数条件:利用人数に関係なく利用可能
  • 向いている使い方:労務管理と人事評価の連携を確認したい企業
  • 確認事項:トライアル対象機能、正式利用時の料金

出典:SmartHR 人事評価、SmartHR 料金プラン、SmartHR よくある質問

One人事[タレントマネジメント]|30日間の無料トライアル

One人事[タレントマネジメント]は、人材データベース、目標管理、人事評価、スキル管理などに対応するシステムです。現在のOne人事公式サイトでは、旧製品「スマカン」にあたるサービスとして案内されています。

One人事の公式料金ページでは、全製品を機能制限なく30日間利用できる無料トライアルを案内しています。旧スマカンのトライアルページに記載されていた「期間終了後の自動停止」「自動契約なし」「終了後30日間のデータ保持」といった条件は、現在のOne人事公式ページでは確認できないため、本記事では現在確認できる条件のみを掲載します。

  • 無料期間:30日間
  • 無料範囲:全製品・機能制限なし
  • 向いている使い方:人事評価や目標管理を含め、実際の機能を一定期間試したい企業
  • 確認事項:利用人数、トライアル終了後の契約条件、データの取り扱い

出典:One人事[タレントマネジメント]、One人事 料金プラン

無料の人事評価システムでできること・有料になりやすいこと

無料で使える範囲はシステムごとに異なります。機能名だけで判断せず、自社で実際に行う作業が無料範囲に含まれているかを確認しましょう。

無料で利用できることがある機能 有料になりやすい機能・支援
評価シートの作成・管理 評価開始・締切前の自動通知
自己評価・上司評価の入力 未提出者への自動催促
評価結果とコメントの記録 複雑な承認経路の設定
MBO評価やコンピテンシー評価 高度な集計・分析
評価の進捗確認 他システムとの連携
CSVによるデータ出力 初期設定・制度設計・個別相談

特に注意したいのが、「進捗を画面で確認できること」と「未提出者へ自動で通知できること」の違いです。進捗確認は無料でも、自動通知や催促は有料というサービスがあります。担当者の作業をどこまで減らしたいのかを明確にしておきましょう。

無料の人事評価システムを選ぶ7つの確認項目

無料の人事評価システムを選ぶ7つの確認項目

1.無料で使える期間

期間制限がないのか、7日間や30日間などの試用期間だけなのかを確認します。長期運用が目的なら、「無料トライアルあり」ではなく、トライアル終了後の料金と契約条件まで確認が必要です。

2.利用人数の上限

無料プランには、登録できる従業員数や管理者数の上限が設けられている場合があります。現在の従業員数だけでなく、採用予定や組織拡大も含めて判断しましょう。

3.自社の評価方法に対応しているか

既存の評価シートをそのまま移せるとは限りません。次の項目を確認します。

  • 個人目標の達成度を評価するMBO評価
  • 仕事で求める行動や能力を評価するコンピテンシー評価
  • 評価項目ごとの重みづけ
  • 自己評価・一次評価・二次評価などの評価手順
  • コメント欄や差し戻しの設定

4.進捗確認と通知の範囲

提出状況を一覧で確認できるだけなのか、対象者への案内や締切前の催促まで自動化できるのかを分けて確認します。通知が有料の場合は、担当者が手作業で催促する時間も含めて比較しましょう。

5.評価データを出力できるか

CSVやExcel形式で評価結果を出力できれば、社内資料への転記や集計、将来のシステム変更に備えられます。出力できる項目や形式も確認してください。

6.過去データの保存期間

人事評価は今回の結果だけでなく、過去との変化を見ることにも意味があります。無料プランやトライアルの終了後にデータが削除されるか、何年分を保存・閲覧できるかを確認します。

7.無料サポートの範囲

FAQや操作マニュアルだけで設定できるのか、メールや電話による個別サポートが必要なのかを検討します。評価制度そのものを見直したい場合は、操作説明だけでなく制度設計や運用の支援があるかも確認しましょう。

Excel管理と無料の人事評価システムの違い

Excel管理と無料の人事評価システムの違い

Excelは自由に評価シートを作れる一方、従業員ごとのファイル配布、回収、集計を人事担当者が管理しなければなりません。対象者が増えるほど、確認や催促に時間がかかります。

比較項目 Excel 無料の人事評価システム
評価シートの作成自由度が高いシステムの設定範囲内で作成
配布・回収ファイルごとに管理システム上で一元管理
提出状況の確認担当者が個別に確認一覧で確認できる場合がある
集計関数や転記が必要自動集計できる場合がある
過去データ保存場所やファイル名に依存従業員ごとに管理しやすい
閲覧権限ファイル・フォルダ設定で管理役割に応じて設定できる場合がある
通知・催促メールなどで個別対応自動化できる場合がある。無料範囲は要確認

少人数で評価項目も少ない場合は、Excelの方が手軽なこともあります。しかし、配布・回収・進捗確認・集計の負担が大きくなっているなら、無料システムへ移行する時期です。

Excelから無料システムへ移行する目安

次の項目に複数当てはまる場合は、現在の人数が少なくてもシステム化を検討する価値があります。

  • 評価シートの配布・回収に時間がかかっている
  • 未提出者の確認や催促が担当者の負担になっている
  • 最新版の評価ファイルが分からなくなることがある
  • 上書きや転記ミスが発生している
  • 評価結果の集計に時間がかかっている
  • 過去の評価結果を振り返れていない
  • 評価データを個人のパソコンで管理している

最初からすべての部署へ広げる必要はありません。一つの部署や少人数で試し、評価者と被評価者の双方が無理なく入力できるかを確認してから対象を広げると、移行の混乱を抑えられます。

無料システムから始めやすい企業・有料機能も検討したい企業

無料システムから始めやすい企業 有料機能も検討したい企業
初めて人事評価をシステム化する通知や催促を自動化したい
Excelや紙から移行したい複数の承認手順を設定したい
評価制度が比較的シンプル複雑な集計や分析が必要
社内で基本設定を進められる他の人事システムと連携したい
まず実際の評価運用を試したい初期設定や制度運用の支援が必要

無料か有料かは、会社の規模だけで決まるものではありません。評価担当者が手作業で対応できる範囲と、システムで自動化したい範囲を分けて考えることが重要です。

人数・期間制限なしで使えるQuick人事評価

Quick人事評価は、評価シートの作成、評価入力、結果の記録といった基本的な評価業務を、初期費用・月額費用0円で始められます。利用人数と利用期間に制限がないため、一部の従業員だけでなく全社で試したい企業にも適しています。

Quick人事評価の無料範囲

  • 評価シートの作成・管理
  • 自己評価・上司評価の入力と記録
  • MBO評価
  • コンピテンシー評価
  • 評価項目の重みづけ
  • 評価の進捗確認
  • CSV出力

有料になる主な機能・サポート

  • 評価開始や締切に関する通知
  • 未提出者の把握・催促
  • 締切管理を効率化する機能
  • 初期設定や運用に関する個別サポート

まず無料で評価業務をシステム化し、実際に運用するなかで通知や個別支援が必要になった段階で、有料機能を追加できます。

Quick人事評価を無料で始める

Quick人事評価を始める5つの手順

  1. 現在の評価シートと運用方法を確認する
  2. 評価項目と評価方法をシステムへ設定する
  3. 一つの部署または少人数で操作を試す
  4. 対象者へ操作方法と評価スケジュールを案内する
  5. 実際の運用を振り返り、項目数や進め方を見直す

移行時に大切なのは、Excelの評価シートをそのまま再現することではありません。使われていない項目や説明しにくい項目があれば、システム化を機に整理します。評価する側と評価される側のどちらにとっても分かりやすい形にすることで、運用を続けやすくなります。

無料の人事評価システムに関するよくある質問

Q. 完全無料と無料トライアルは何が違いますか?

A. 継続して無料で利用できるかどうかが違います。継続無料タイプは、提供される無料範囲内で期間を定めずに利用できます。無料トライアルは、7日間や30日間などの試用期間が終了すると利用できなくなるか、有料契約が必要になります。

Q. 「初期費用0円」は無料で使えるという意味ですか?

A. 必ずしも月額0円という意味ではありません。初期費用がかからなくても、月額利用料や設定費用が発生する場合があります。初期費用、月額費用、追加機能、サポート費用を分けて確認してください。

Q. 無料プランは本当に使い続けられますか?

A. 利用期間の制限がないプランであれば継続できます。ただし、利用人数、評価回数、保存期間、無料機能の変更条件などは、利用規約や公式サイトで確認する必要があります。

Q. 利用人数が増えると有料になりますか?

A. システムによって異なります。無料人数に上限があるサービスでは、上限を超えると有料プランへの変更が必要です。Quick人事評価は利用人数に制限を設けていません。

Q. 無料でもMBO評価やコンピテンシー評価を行えますか?

A. 対応するシステムであれば可能です。Quick人事評価では、個人目標の達成度を見るMBO評価と、仕事で求める行動や能力を見るコンピテンシー評価に対応しています。

Q. 評価結果をExcelで利用できますか?

A. CSV出力に対応していれば、表計算ソフトで集計や加工ができます。ただし、出力できる項目や形式はシステムごとに異なるため、導入前に確認しましょう。Quick人事評価はCSV出力に対応しています。

Q. 無料プランでもサポートを受けられますか?

A. FAQや操作マニュアルは無料でも、電話、メール、初期設定、評価制度の相談などの個別対応は有料になる場合があります。社内だけで設定できるかを考え、必要な支援範囲を確認してください。

Q. 有料機能へ切り替える目安はありますか?

A. 通知や催促に時間がかかる、複雑な承認経路が必要、他システムと連携したい、初期設定や制度運用を相談したいといった課題が出たときが目安です。無料版で実際に運用すると、費用をかけるべき作業を判断しやすくなります。

まとめ|「無料になる条件」を確認して自社に合うシステムを選ぼう

無料の人事評価システムを選ぶときは、料金だけでなく次の7項目を確認しましょう。

  • 無料で使える期間
  • 利用人数の上限
  • 対応している評価方法
  • 無料で使える機能
  • CSVなどによるデータ出力
  • 通知・リマインド機能の範囲
  • 無料サポートの範囲

Quick人事評価は、初期費用・月額費用0円、利用人数・利用期間の制限なしで利用できます。MBO評価、コンピテンシー評価、評価項目の重みづけ、進捗確認、CSV出力などの基本機能も無料です。

まずは費用をかけずに人事評価をシステム化し、通知や個別サポートが必要になった段階で有料機能を検討できます。Excelによる配布・回収・集計に負担を感じている場合は、無料の人事評価システムから運用を始めてみてはいかがでしょうか。

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監修者情報

山本 直司(やまもと ただし)

株式会社シーグリーンHR事業部
評価制度構築チームマネジャー

これまでに100社以上の評価制度構築・見直しを担当し、特に100名以下の中小企業に適したシンプルで効果的な仕組みづくりを強みとしています。
構築にとどまらず運用支援まで一貫して行い、導入企業の9割以上が継続的に活用している実績があります。

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